『殺し屋の営業術』読書レビュー

な行

著者:野宮有|おすすめ度:★★★★★

🕵️‍♂️ 江戸川乱歩賞受賞の異色クライムサスペンス

第71回江戸川乱歩賞受賞作。
主人公・鳥井一樹は、どの会社でも営業成績ナンバー1を誇る凄腕営業マン。
年収2000万円を稼ぎながらも、心の空虚を埋められずにいた。

そんな鳥井が、夜11時という異常な時間に営業訪問した先で出会ったのは——
依頼主の死体と、二人の殺し屋。

命の危機に瀕した鳥井が取った行動は、
「自分自身を商品として売り込む」ことだった。

営業ノルマは2週間で2億円。
命をかけた“殺し屋の営業人生”が始まる。

💼 殺し屋×営業という唯一無二の設定

殺し屋を“商品”として扱う営業という発想は前代未聞。
裏社会の駆け引きや殺し屋同士のアクションが、営業という視点で描かれることで、
これまでにない緊張感とリアリティが生まれている。

鳥井が一般人から狂気の営業マンへと変貌していく過程も見応えあり。
殺人請負会社の個性豊かな殺し屋たちも魅力的で、続編を期待せずにはいられない。

🔫 一気読み必至のスリリングな一冊

ページをめくる手が止まらない。
一瞬たりとも心休まる暇がない展開に、読了後は深いため息と満足感が残る。

スリリングな小説を求める方に、ぜひおすすめしたい一冊です。

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