著者:チャールズ・エリス
株式投資の本を読めば必ずと言っていいほどデータや考え方が引用されている投資本の原点。
「本書の稲妻の輝く瞬間」という言葉はあまりにも有名。
株式に関することだけが書かれていると思い込んでいたが、資産運用に関するすべてのことが網羅的に書かれていた。
長期投資の重要性をデータを交えてこれでもかと語ってくれている。
投資方針を決めたら航路を守り切る。つい色気をだして投資方針がぶれてしまう自分には良い戒めとなる本であった。
アメリカの制度をもとに書かれていて少し難解な書きぶりなので、投資始めたての人には不向きなほんだなと感じた。「お金の大学」や「ほったらかし投資術」などの平易な本を読んだ後にさらなる知識が欲しい人にはおすすめ。
この本を礎に長期投資を続けていこうと思う。
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