著者:今村翔吾
おすすめ度:★★★★★
怒涛の最終章! 蟲毒の旅が、ついに終わりをむかえる。
京都から東海道を駆け抜けた9人の修羅たちが、ついに東京に終結。
だがそこは終着点ではなく、蟲毒第二幕の始まりだった――。
東京を舞台に、生き残りを懸けた壮絶な戦いが幕を開ける。
炎と炎がぶつかり、大きな火となってゆく中、最後に立つのは誰か。
戦いの中で、京八流や幻刀斎に隠された真実が明らかになる。
その衝撃に、兄弟妹たちはどんな未来を選び取るのか。
終章のはずなのに、「まだ終わらないのでは?」と思わせる加速感。
息を忘れるほど集中して一気読みしてしまった。
『天』『地』『人』を読んだ方には必読の一冊。
未読の方も、本作を含めた4部作をぜひ一気読みすることをおすすめします。
壮大な旅の結末を、ぜひその目で確かめてください。
コメント