著者:アガサ・クリスティー
おすすめ度:★★★★☆
読みやすさ:★★★☆☆
『スタイルズ荘の怪事件』あらすじ
友人の義母エミリー・イングルソープが所有するスタイルズ荘に招かれた主人公ヘイスティングズ。
到着したその夜、事件が起きる。
資産家エミリー・イングルソープがストリキニーネによって毒殺される。
ヘイスティングズは親友エルキュール・ポアロを頼り、調査を開始する。
資産家であるエミリーを毒殺したのは誰なのか?
どのように毒が盛られたのか?
エルキュール・ポアロシリーズの最初の事件が幕を開ける。
『スタイルズ荘の怪事件』|感想
ミステリーは好きでたくさん読んできたものの、古い作品には手が伸びず、アガサ・クリスティーは後回しになっていました。
アガサ・クリスティーの代表作『そして誰もいなくなった』を読み、1939年に出版されたとは思えない完成度の高さに感動し、本書を手にすることに。
1920年発表のデビュー作ということもあり、読みづらい部分があったり、話が停滞する部分があったりします。
しかし、デビュー作とはいえ、読み継がれる名作だけあって、その完成度はさすがです。
すっかり騙されてしまいました。
本作では、毒物であるストリキニーネを誰がどのようにして投与したのかが重要な秘密になっています。
そのトリックは、どれだけ考えても私には思いつかない見事なものでした。
また、そのトリックとともに明かされる物語の真実にも、すっかり魅了されました。
ポアロシリーズは長編だけで33作品もあります。
こんな面白い作品をあと32作品も読めると思うとわくわくが止まりません。
まとめ
アガサ・クリスティーのデビュー作にして、名探偵ポアロの記念すべき初登場作品。
古典ミステリーの魅力を存分に味わえる一冊です。
「名作を読んでみたい」「本格ミステリーに触れてみたい」という方に、ぜひおすすめしたい作品でした。
この作品を皮切りに名作ミステリーを共に味わいつくしましょう。

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