〜実体験から選んだ、人生設計に効く一冊たち〜
「家を買うべきか、借りるべきか」
「新築か中古か」「変動金利か固定金利か」——
住宅購入には、選択肢が多すぎて迷ってしまうものです。
私・あかはなは、40代にして中古住宅を35年ローンで購入しました。
持ち家か賃貸か、戸建かマンションか、資産形成かライフスタイルか——悩みに悩んだ末、背中を押してくれたのは、やはり“本”でした。
今回は、私が実際に読んで役立った住宅購入にまつわるおすすめ書籍を5冊ご紹介します。
『お金の大学』両@リベ大学長
お金の基礎力を高める、住宅購入の前提知識に最適な一冊
住宅購入は、人生最大の買い物であり、同時に不動産投資でもあります。
本書では「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」の5つの力を体系的に学べます。
この知識があれば、持ち家でも賃貸でも、資金計画に迷うことはありません。
🔹おすすめ読者:お金の基礎を固めたい人、資産形成を考えている人
『DIE WITH ZERO』ビル・パーキンス
ライフプランを描くための思考法。住宅購入の“目的”を見つける一冊
住宅購入について直接書かれているわけではありませんが、人生の時間とお金の使い方を根本から問い直す本です。
「タイムバケット」という考え方を使い、人生を5〜10年単位で区切ってやりたいことと必要な資金を見積もる。
我が家ではこの方法を夫婦で実践し、ライフプランを描いたうえで住宅購入を決断しました。
🔹おすすめ読者:人生設計を夫婦で考えたい人、FIREやセミリタイアを視野に入れている人
『マイホームは中古の戸建てを買いなさい!』高橋正典
新築か中古かで迷ったら読むべき一冊。中古戸建のメリットが網羅的に理解できる
我が家は「郊外の新築」か「駅近の中古」かで悩みました。
最終的には築22年の中古戸建を選びましたが、その判断を後押ししてくれたのがこの本です。
資産価値、買い替えの柔軟性、貸し出し時の損得、ランニングコストなど、実用的な視点が満載。
特に「ホームインスペクション(住宅診断)」の重要性を知れたのは大きな収穫でした。
🔹おすすめ読者:中古物件に興味がある人、資産価値を重視したい人
『家を買いたくなったら(令和版)』長谷川高
購入の流れを網羅的に学べる、住宅購入の“教科書”
「家選びのコツ」「不動産情報の集め方」「業者との付き合い方」「ローンの組み方」「メンテナンス費用」など、住宅購入に必要な知識が一冊に凝縮されています。
購入が決まっているなら、まずはこの本からスタートするのがおすすめです。
🔹おすすめ読者:これから家を買う予定の人、全体像を把握したい人
『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』千日太郎
ローンの不安を解消する、安心の一冊。団信や金利の知識も網羅
住宅購入で最も不安だったのがローンの知識。
本書では、変動・固定金利の違いや、借入額の目安、安全な返済計画などが丁寧に解説されています。
私の場合、強迫性障害で通院していたため、団体信用生命保険の加入に苦労しましたが、本書の知識があったことで冷静に対応できました。
🔹おすすめ読者:ローンに不安がある人、団信の仕組みを知りたい人
🧭まとめ:住宅購入は「知識」と「タイミング」の掛け算
- 住宅購入には「お金」「ライフプラン」「物件選び」「ローン」の4軸が必要
 - 書籍を通じて事前に知識を得ておくことで、いざというときに慌てずに済む
 - 住宅を買わなくても、購入に関する知識は人生の選択肢を広げる武器になる
 
この5冊が、私の住宅購入を支えてくれました。
もし今、住宅購入を考えている方がいれば、ぜひ本選びの参考にしていただければ嬉しいです。
そして、人生の大きな選択を「知識」と「納得」で進められるよう、応援しています。

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