【歴史小説おすすめ10選】読みやすい名作

おすすめ本

私はもともと工学部出身で、歴史については疎く、歴史小説もほとんど読んできませんでした。
ところが教員採用試験を受ける際、自分の歴史知識の浅さに衝撃を受け、歴史小説を読むきっかけとなりました。

今回はそんな私が心からおすすめする歴史小説10冊です。
歴史小説をあまり読んだことのない方でも読みやすい作品を選んでいます。
各作品には個別レビューリンクもありますので、興味があればぜひご覧ください。


『イクサガミ 神』(今村翔吾)

時は維新後の明治初期。
戦国から明治に乗り遅れた維新の亡霊たち292人が、大金を餌に京都の天龍寺に集められる。

生き残れば大金を手にできるバトルロイヤル、その名は「蟲毒」。
それぞれ事情を抱えた猛者たちが、生き残りをかけて戦いを繰り広げます。

維新後の世界を描いたアクション小説で、どのキャラクターもかっこよく、どこか『るろうに剣心』を彷彿とさせる。
アクション多めで疾走感があり、歴史上の人物も多数登場。
4巻構成で分量は多めですが、漫画のようなテンポ感であっという間に読めます。

歴史小説初心者におすすめの一冊

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『塞王の楯』(今村翔吾)

戦国時代、落城する城から落ち延びた匡介は、石垣集団・穴太衆の一員となります。
この世から戦をなくすため、誰にも破れない石垣を作ることを志す。

戦国の合戦を「石垣」を中心に描いた異色の歴史小説。
今村さんならではの臨場感あふれる筆致だからこそ、戦の疾走感が楽しめます。

城好きにはお城巡りの視野も広がる一石二鳥の一冊

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『家康、江戸を建てる』(門井慶喜)

秀吉に押し付けられる形で、ほとんど湿地だった江戸に移封された家康。
秀吉も気づかなかった江戸の可能性に目をつけ、川の流れを変え、上質な貨幣を作り、水道を整備し、石垣や天守閣を築き上げます。

江戸を大改革し、江戸幕府の盤石な礎を作った家康の政治的手腕がよくわかる一冊


『のぼうの城』(和田竜)

天下統一寸前の秀吉が小田原城攻略を狙う中、支城・忍城に軍勢を派遣。

城を守る成田長親は武将としての才覚のないでくのぼうとして知られており、民からは「のぼうさま」と呼ばれる始末。しかし、民からは滅法人気がある。

湖に囲まれた難攻不落の城に対し、三成は水攻めを敢行。
絶体絶命の忍城を守るべく、長親が立ち上がる――!
長親とそれを囲む側近たちが格好良く読み応え抜群。

映画化もされているので、そちらもおすすめ


『燃えよ剣』(司馬遼太郎)

歴史小説を読み始めるとどうしても読みたくなるのが、司馬遼太郎さんの本。
しかし司馬遼太郎さんの本はどれも長編が多くてなかなか手が出せない。
そこでおすすめなのが、この『燃えよ剣』。上下巻で読みやすく、なによりも土方歳三がかっこいい。この本を読めば土方ファンになること間違いなし。

維新入門にぴったりの一冊


『人斬り半次郎』(池波正太郎)

こちらも歴史小説の大家・池波正太郎さん。この方も魅力的な本が多く何から手をつけたらよいか迷うところ。そこでおすすめなのが、こちら。
人斬り半次郎とよばれ恐れられた中村半次郎。維新後に名を桐野利秋と名をあらため日本初代の陸軍少将となった男が幕末を駆け回る。
幕末から西南の役までの流れがよく分かる小説。


『天地明察』(冲方丁)

徳川四代将軍・家綱の治世。
改暦を命じられた渋川晴海は、得意の算術を駆使して天に挑みます。

戦が描かれない江戸時代の物語ですが、数字で天を解き明かす男の戦いは理系の方にも読み応え十分です。


『光秀の定理』(垣根涼介)

歴史小説ではあまり良い形で描かれない光秀が主人公。
信長のもとで活躍した光秀が、「本能寺の変」に至る決断の裏側を描きます。

破戒僧の愚息が教える「四つの椀」の考え方や、かつて数学者たちを悩ませた確率の有名な法則をもとに、歴史を新しい角度から楽しめる作品です。


『八本目の槍』(今村翔吾)

賤ケ岳の戦いで一躍名を轟かせた「賤ケ岳七本槍」。若年のころから秀吉のもとで小姓として育った七人の人生の裏側には常に八本目の槍である石田三成の姿があった。
関ケ原の敗者とし描かれ、戦下手な部分を中心に描かれることの多い石田三成が今村さんの手によって再構築される。
これまでとは違う三成を感じることのできる一冊です。

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『関ケ原』(司馬遼太郎)

言わずと知れた関ケ原を描いた超大作。上中下間の大作となっている上に出てくる言葉も難しく、読むのに苦しむ本。
しかし、そこに含まれる情報量は圧倒的で、戦国時代のすべてが網羅されている。
読んだ後には確実に満足感を得られる一冊で挑戦する価値のある本です。

戦国時代の歴史小説を理解するには必読の一冊


まとめ

いかがでしたか?
今回は戦国から幕末まで、私が心からおすすめできる歴史小説を10冊紹介しました。

これらの作品は、単に歴史を描くだけでなく、人間の生き方や価値観を深く掘り下げている名作ばかりです。

興味を持った本があれば、ぜひ手にとって読んでみてください。

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