著者:マルク・ティッヘラー
オスカル・デ・ボス
おすすめ度:★★★★★
読みやすさ:★★★★★
仕事が終わらないのは、能力不足ではなく“脳の疲労”かもしれない
脳のオンオフを意識して効率的な人生を
『脳をオフにせよ』内容
仕事が忙しくて捗らない。
それは、脳が消耗しすぎているから。
やるべきことに取り組んでいる最中に集中を妨げられると、脳内では「タスクスイッチング」が起こる。
そのたびに注意力は分散し、パフォーマンスは低下していく。
私たちはこれを日々繰り返して脳を消耗してしまっている。
脳を常に元気な状態に保ち、本来の力を発揮するためには、集中を妨げるものを排除する必要がある。
集中を奪うのは
・タスクそのものの刺激が少なすぎる
・内部刺激が強すぎる
・エネルギーが不足している
・外部刺激が強すぎる
ことが大きな要因。
本書では、これらの要因に焦点をあてて、それに対する対処法が書かれている。
『脳をオフにせよ』感想
努力して認められるたびに増えていく仕事量。
それを根性で乗り切り、時間管理術で効率化し、それでも限界を迎えて燃え尽きる。
私含め多くの頑張り屋の末路ではないだろうか?
最新の研究に基づくと時間管理のアプローチはすでに過去のものとなっている。
仕事を効率的に進めるためには、脳を上手に休めて、タスクに全集中できる状態を作ること。
そのためには、タスクスイッチングとマルチタスクは厳禁。
特にタスクスイッチングが多く起こってしまうと、注意力が以前のタスクにも引っ張られてしまい、思ったよりも集中力がそがれてしまう。
タスクスイッチングを避けるためには、適度に休憩をしてエネルギーを保ち、タスクの刺激を最適にし、内部・外部刺激を取り除くことが必要。
私にとっては内部刺激がタスクを妨げる原因になっていた。
内部刺激が増加するのは、そもそも仕事量が多すぎることが原因。
ToDoリストの中から「何をしないか」を見極めてやるべきことだけに集中する。
今考えなくて良いものについては、スケジュール帳やリマインダーを使って脳の外に追いやる。それだけで分散していく思考が抑えられました。
『脳をオフにせよ』まとめ
時間管理のアプローチは限界を迎えています。
仕事をより多くこなすには、しないことを見極める必要があります。
たくさんの仕事を受注して時間をかければ多くのことができるというのはただの幻想。
今のタスクに集中した方が、結果的に多くの成果を出せる。
本書にはそのためのヒントが満載。
脳を上手にオフにしてオンの質を高めていきましょう。

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