Audibleおすすめ小説5選|耳で聴くからこそ面白い名作を紹介 

おすすめ本

Audibleを始めたいけれど、「何から聴けばいいのかわからない」という人は多いのではないでしょうか。

私は2023年からAudibleを利用し、これまで数多くの作品を聴いてきました。

Audibleの魅力は、両手が塞がっていても読書を楽しめること。本来は本を開けなかった通勤や家事、散歩の時間まで読書時間に変えられるため、読書量が飛躍的に増えました。

さらに、実力派声優や俳優による朗読によって、会話シーンや登場人物の感情がよりリアルに伝わるのも大きな魅力です。作品によっては、「読むより聴く方が面白い」と感じるものも少なくありません。

今回は、私が実際に聴いてきた中から「Audibleだからこそ面白い」と感じた小説を5作品紹介します。

Audibleを始めようか迷っている方や、次に聴く作品を探している方は、ぜひ参考にしてください。

①爆弾

 著者:呉勝浩

 ナレーター:星祐樹、品田美穂

東京に仕掛けられた爆弾をめぐるスリリングな心理戦を描いた本作。

ほとんどのやり取りが取調室の中だけで完結する作品。

犯人のスズキタゴサクから爆弾のありかを聞き出そうとする警察。

そんな2者間の緊迫した攻防が巧みな朗読でより一層際立って楽しむことができます。

特に星祐樹さん演じるスズキタゴサクは気持ち悪さと悪意を塗り固めたような声をしていて最高。

映画で佐藤二郎さんが演じたスズキタゴサクも良かったが、声だけでいえば断然星祐樹さんの演じるスズキタゴサクが好き。

未読の方にも既読の方にもおすすめできる作品。

スズキタゴサクに気持ち悪さをぜひ耳で味わってください。

▶ 『爆弾』のレビューはこちら

②国宝

 著者:吉田修一 

 ナレーター:尾上菊之助

 

歌舞伎の世界を生きる極道の息子。

芸の世界を生きる男の生涯を描いた長編大河。

映画になったことでも有名になった本作。

映画が良かったならぜひ本も読んでほしい。

映画では描かれなかった登場人物の本当の姿を感じることができる。

ナレーターを務めるのは尾上菊之助さん。

まさかの本物の歌舞伎役者さん。

本職である菊之助さんが演じてくれるからこそ歌舞伎場面の臨場感が違います。

歌舞伎の知識ゼロの私でも演目の雰囲気が声により理解できました。

Audibleでは、俳優さんよりも声優さんの方が聴きやすいことが多いのですが、菊之助さんは歌舞伎以外の部分の朗読も上手でとても聴きやすかったです。

上下巻に及ぶ長編小説で読むのには骨が折れますが、Audibleなら忙しくても聴くことができます。

映画を観られたのならこちらも楽しまないと損です。

ぜひAudibleでお楽しみください。 

▶ 『国宝』のレビューはこちら

③プロジェクト・ヘイル・メアリー

 著者:アンディ・ウィアー

 ナレーター:井上悟

 

地球を救うためにヘイルメアリー号で一人宇宙を旅するグレース。

同じ目的を持ったロッキーとともに惑星の危機を救う方法を探す。

地球外生命体であるロッキーとグレースはパソコンの翻訳機能を使ってお互いに意思疎通を取る。

本ではそれが活字として表されるが、Audibleではナレーターの井上悟さんが機械音声風に会話してくれる。

ほとんどが二人の会話によるやりとりであるためAudibleの本領が発揮される。

井上さんの演じるロッキーが声として表されるのでどんどんロッキーに愛着が湧いてしまう。

終わるころにはロッキーとのお別れがさみしくなります。

ロッキーとの宇宙の旅をぜひAudibleでお楽しみあれ。

▶ 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』のレビューはこちら

④木挽町のあだ討ち

 著者:永井紗耶子

 ナレーター:関 智一, 安元 洋貴, 野島 健児, 三石 琴乃, 小西 克幸, 小林 千晃

年若い武士・菊之助により果たされた「木挽町の仇討ち」の真相を菊之助の縁者である総一郎が探る話。

総一郎は仇討ちの現場となった木挽町の芝居小屋で働く人々

・木戸芸者

・殺陣師

・衣装係

・小道具係

・筋書担当 

の5名から話を聞き真相へと迫る。

直木賞を受賞し映画化もされた本作はナレーター陣が超豪華。

聞き取りをする芝居小屋5名に一人ずつナレーターがついている。

ナレーター陣が各キャラクターの特徴を捉えて朗読をしてくれるので臨場感をともなって話が入ってくる。

この大迫力はAudibleならでは。

総勢6名のナレーターによる時代劇ミステリーをどうぞお楽しみください。

▶ 『木挽町のあだ討ち』のレビューはこちら

⑤火と話す男

 著者:中山七里

 ナレーター:榎木淳弥 

「火を自在に操る」放火犯を、「火と話す男」の異名を持つ火災原因調査員・不見神明良が追う。 

火災原因を解き明かす専門家だからこそできる捜査が見どころ。 

Amazon Audible(Audible)のオーディオファースト作品として先行配信された作品。

中山七里さんが聴くミステリとして作った作品だけあり耳から入る情報だけでより緊迫感を感じられる工夫がなされており、朗読により映える内容となっている。

ナレーターは呪術廻戦の虎杖悠仁を担当されていた榎木淳弥さん。

時間も他の作品に比べると短めでコンパクトにまとめられている。

そのため、Audible初体験の人にも手が出しやすくなっている。

Audibleで初挑戦の方には特におすすめの一冊。

▶ 『火と話す男』のレビューはこちら

まとめ

今回紹介した5作品は、どれも「Audibleだからこそ面白い」と感じた作品です。

紙の本では味わえない臨場感や、ナレーターの演技による没入感は、一度体験するとやみつきになります。

Audibleを始めようか迷っている方や、次に聴く作品を探している方は、ぜひ今回紹介した作品をAudibleで聴いてみてください。 

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